|
3月以来の鎌倉、しかも平日。午前午後の通しで見る。 朝久々通勤時間帯での移動。湘南新宿ライン。 混むのは新宿まで、あとは駅を進む事にすいてくる。 横浜を過ぎたあたりでゆったり。今回は佐久間先生と 彼あてに差入れを持参していたので電車の中で手紙を書く。 鎌倉からバスに乗って現地についた時はすでに開場。 午前の部は10時始まりと常識を超えているのでギリギリである。 席をワキの一番後にする。でもせまいので非常に近い距離だ。 少し時間があったので見所を出ると、小さく張り紙。 3月時と同じでメンバーチェンジのお知らせだ。 いや〜な予感は当たり、午後の部は囃子にメンチェンがあり、 原岡くんに変更!ええ〜、なんだ〜 と思うのと同時に午後は見るの止めようかな、と考える。 でも午後は先生がツレで出るしな〜、もったいないし。。。 と何とか気持ちをなだめて切替える。しかし、鎌倉は要注意だなあ。 お題目は「俊寛」。午前のシテは中森貫太先生、 午後は遠藤喜久先生。ワキは村瀬先生。 平家転覆を狙った鹿ヶ谷の陰謀が発覚し、清盛より 鬼界ヶ島に流された俊寛僧侶と丹波少将成経、平判官入道康頼。 俊寛は平家憎しの気持ちを忘れていない。 後のふたりは一日も早い帰京を願い島に三熊野を勧請し祈る日々。 俊寛はちょっとひねくれたアウトロー、地道なふたりの行いを「けっ!」 って思っている。 水を酒に見たて、ふたりと語り合ったりして島での時間を過ごしている。 そこへ赦面の書状を持った使いがやってくる。 ようやく帰京出来る!と喜ぶ3人。 が、書状を読み上げるも自分の名前がない。愕然とする俊寛。 ![]() 書状を読み返してもらい、自分の名前が何故ないのか使いに問ざす。 書状を舐めるように見直すも、ない。 現実を受け入れられず、乱心し落胆する俊寛。船に乗るふたりにしがみつく。 でも無常にも船は自分を乗せる事なく去っていく。 貫太先生の俊寛は今っぽくて、やはり少し軽めのテイスト。 入道の小島先生でかいし。 囃子はしんしんとシテのざわついた心模様を映し出す。 あきらめられないもの、希望をかき消した絶望。 彼の袴の色がよかったな〜、というか珍しいな〜と思う色だった。 午前が終って受付の人に差入れを頼もうとしたら、 佐久間先生を呼びに行ってしまった。 ありゃ! だって本番前なのに。渡してくれればよかっただけなので恐縮、先生ごめん! ![]() 直に差入れを渡して午後も見るからね!と言い残し一度退場、 ごはん処を探す事にする。バスを降りた通りまで出るとカフェが ぽちぽちあって、でもあまり遠くまで戻りたくもない。 のでシンプル系のかわいいお店に入ってみる。 定員さんもお客様も女性ばかり。日替定食みたいなものを頼む。 本を読みながら待っていたら先生から電話! 「彼帰っちゃいました〜」との事。はやっ! 差入れは返品になってしまった。開場前に渡すべきだったな〜。先生に謝罪する。 定食はいろいろな小鉢に焼き魚!おいしかった! カレーやワッフルも人気メニューの ようなので次回トライだ! 店を出た後、ぶらぶらしていると、あぶらとり紙、和紙の店を見つけて入って見る。 感触の良い和紙で、お土産をかねて何冊か購入、値段なかなかよろし。 鎌倉よひら →http://yohira.jp 午後の部。囃子がメンチェンになったのは残念だが、先生の入道良かった。 坊さん役合うのも才能?もうひとりのツレの坂先生とも釣り合いも良かった。 おまけにシテの喜久先生の俊寛の迫力に惹きつけられた。まいった。 俊寛の心の中がぐるぐると押し寄せてきたって感じだ。 原岡くんには悪いが、彼の手で見れたらな〜、と思ってしまったほどだ。 舞台終りの恒例質疑応答。貫太先生が出てくる。 あづち、最後の最後で手を挙げました。質問は「スケジュールの管理」 あづち「スケジュールの管理はご自分でなさっているんですか?」 貫太先生「基本的には自分でします、先生によっては事務所を持っている 人もいますけど。」 あづち「どのくらい先まで入っていますか?」 貫太先生「3年くらい先までですかね。」 あづち「手帳で?パソコン?」 貫太先生「能楽手帳というのがありまして、3年分で1冊になっていて大変便利です。 過去のスケジュールなんかも確認できますから」 その手帳、あづちも欲しいっす。 帰り歩くかどーしようか思っていてひとつ先のバス停で立っていたら、先生が奥様と 歩いてきたので手を振った。奥様さきほど見所でお見かけしていたが、着物しか見た事 がなかったので、特に話しかけなかったが。改めて挨拶。しばらく話してから別れる。 バスに乗りながらぼんやり外を眺めるとおもしろい店看板。↓ ![]() アンテシークなのに「ブルー3」?しかもブルースリー?すげえなあ。 駅近くの東急ストアでアイスクリームショップで一休み。うまし。 湘南新宿ラインの時間までつぶす。 貫太先生によると鎌倉の舞台は08年全面改装するそうだ。 見所も広くして、展示室等を設けて開放的にするらしい、いい事だ。 現状午前午後と2回しないと元が取れない、というのは あくまでも主催者側の都合である。 地元のお客様も多いとは思うが、遠方はるばる来る人もいるはず。 見たい目的にメンチェンは結構痛い。後日談、仕事を懸命になんとか 切り上げてがんばって駆けつけたのに、目的がいない。これほど痛い事はない。 (別の日、別の能楽堂で耳にした事) オープンは8月。08年は佐久間先生の「葵上」あるし、見たかった「二人静」あるし。 お世話になりそうだ。 |
| << 前記事(2008/03/18) | トップへ | 後記事(2008/03/28)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/03/18) | トップへ | 後記事(2008/03/28)>> |